♪春原 陽平
「だから、僕はここにいる。もう一年、最後までな…」
_ , '´,、 `ヽ、 i (ノハノ))〉' ヽ(l.゚ ー゚ノ' く_`Yi〉 L..」」 |_」_ノ
朋也が学校で唯一心を許して話すことのできる存在。朋也とふたり合わせて不良の悪名高いが、春原はヘタレとしての知名度のほうが高いようだ。
スポーツ推薦でこの高校に入学したが周囲に嫌気が差して問題を起こし、サッカー部を退部した。その頃に朋也と出会い、友人となる。
運動能力は高いが運動不足で体力は低いようだ。だがギャグ担当の宿命か、智代や杏にボコボコにされてもすぐに復活するという人並み外れた再生能力を持っている。魔法陣グルグルで言うところのキタキタオヤジばりのタフネスぶりを発揮し、三時間目の休み時間にモザイクがかかるほど顔面が崩壊しても、昼休みには治って普通に活動しているほど。
弱者に強く、強者に弱い。不良らしい行動も多いが陰湿なタイプではない。言動が荒く斜に構えているが、根は単純で感銘を受けやすい。
一言で言うと馬鹿だが、その自覚があって敢えて馬鹿をやっている節がある。馬鹿だが洞察力は高く、色恋沙汰には特に敏感で朋也が隠そうとしてもすぐ嗅ぎつける。恋愛に関する助言を朋也に与えることも。
全シナリオに登場する。「ビジュアルファンブック」AnotherStorys杏、ことみ(?)に登場。「光見守る坂道で」芽衣、渚、杏、椋、ボタン、有紀寧、幸村、野球、銭湯編に登場。智代アフターにも名前が登場する(PS2版以降の加筆部分にセリフあり)。オフィシャルコミック、電撃コミックス、コミックス「CLANNAD ~tomoyo dearest~」、ドラマCD(渚、風子、杏、智代)、劇場版、TVアニメにも登場。
声:阪口大助(ボイスありの全媒体)
- データ
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- 年齢17歳(プロローグ時)
- 4月2日~4月24日以外の誕生日(4月24日に17歳と明言)
- 推定身長170cm台(立ち絵を比較して推測。美佐枝以外の女性陣より高く、男性陣の中で一番低い)
- 劇場版では「身長168cm」、携帯アプリでは「2月17日生まれ、身長167cm、体重55kg、血液型AB型」という設定。携帯アプリの設定は後付け設定なので、椋の身長が公式設定と異なる。
- 不確定名
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「声」、「謎の転校生」
- 呼称
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一人称は電撃コミックスやドラマCDなどで稀に「俺」表記されていることもあるが、こればっかりは致命的なミスと言わざるをえない。
- 一人称
- 僕、にいちゃん(対芽衣)、俺(謎の転校生時に1回)、ボク(2回。1回は演出で、もう1回は表記統一ミス)
- 岡崎朋也
- 岡崎、朋也、朋也くん、朋也ちゃん、岡崎くん、岡崎クン、おまえ、てめぇ、てめえ、てめー、あなた、あんた、貴様、ミー、君、この人、こいつ、あいつ(朋也想像内)
- 古河渚
- 古河、渚ちゃん、おまえ、あんた、君、この子、その子
- 藤林杏
- 杏、藤林杏、おまえ、てめぇ、杏さん、こいつ、あいつ、藤林(電撃コミックス)、あなた(TVアニメ)
- 一ノ瀬ことみ
- 一ノ瀬ことみ、ことみちゃん、あいつ、あの女、そいつ
- 伊吹風子
- 風子ちゃん、風子、お嬢ちゃん、おまえ、てめぇ、こいつ、あいつ、そいつ、この子、あの子、その子(オフィシャルコミック)
- 坂上智代
- 智代、智代ちゃん、智代せんぱい、せんぱい、ねぇちゃん、おまえ、おめぇ、てめぇ、あんた、キミ、あいつ、この子、あの子、この女(コミックス「CLANNAD ~tomoyo dearest~」)
- 宮沢有紀寧
- 有紀寧ちゃん、宮沢、君、この子、師父(電撃コミックス)
- 藤林椋
- 委員長、椋ちゃん、藤林、藤林椋、キミ、藤林さん(オフィシャルコミック)、椋(ドラマCD杏)
- 春原芽衣
- 芽衣、おまえ、妹、こいつ、あいつ
- 古河秋生
- 古河のお父さん、貴方、この人、あの人、てめぇ(光見守る坂道で)、草野球の男(光見守る坂道で)、お父さん(TVアニメ)
- 古河早苗
- 早苗さん、あの人
- 相楽美佐枝
- 美佐枝さん、あの人
- 柊勝平
- 柊ちゃん、キミ、こいつ、あいつ、あの子、その子、
- 芳野祐介
- 芳野さん、芳野祐介、芳野先輩(劇場版)、先輩(劇場版)
- 幸村俊夫
- ヨボジィ、ジジィ、ジィさん、クソジジィ、幸村、こいつ、この人、ジジイ(電撃コミックス)
- 仁科
- 合唱部の甘ちゃん部長、そいつ、てめえ(電撃コミックス)、仁科(TVアニメ)
- 杉坂
- 杉坂、てめぇ、あいつ(オフィシャルコミック)、てめ(電撃コミックス)、コイツ(電撃コミックス)
- 三井
- あいつ
- 勇
- 少年、おまえ、てめぇ、キミ、こいつ
- 乾
- 象印先生、象印
- 園部
- 園部、あいつ
- ジェット斉藤
- 斉藤、あいつ
- 春原兄妹の父
- 父さん
- 春原兄妹の母
- 母さん
- 岡崎汐
- 汐ちゃん(オフィシャルコミック)
- 伊吹公子
- 伊吹先生(劇場版)
- 朋也&渚
- おまえら、あんたら
- 朋也&杏
- おまえら、あんたら
- 朋也&智代
- トモトモコンビ、おまえら、あんたら
- 朋也&芽衣
- おまえら
- 藤林姉妹
- 藤林姉妹
- 口調
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「乱暴」
「頑張る」を漢字で表現する。「うれしい」、「おもしろい」をひらがなで表現する。ひらがなで「がんばる」、漢字で「嬉しい」と表現することは稀。
- 性格
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「粗暴」、「気短」、「天然馬鹿」
- 人物像
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- ボンバヘッ大好き。
- 現国の成績は毎回赤点。
- ピアノを弾けない。
- 世代を超越した野球知識多数。
- うなぎパイはうまい。
- メインのおかずは後に取っておくタイプ。
- ピーマンが嫌い。
- シスコン。
- 上着とズボンを同時に着替えるのが小さい頃からのスタイル。
- ブリーフ派? 部屋に落ちている描写あり。TVアニメではピンクのトランクス(?)を穿いている描写あり。
- 瞬間記憶力が良く、暗算が早い。
- ジャンケンが強い(藤林姉妹シナリオ以外)。朋也が弱いだけのような気もするが。
- 部活をしている連中が嫌い(物語初期)。
- 目立ちたがり屋で乱暴(芽衣評)。
- キャラメルジュースのような甘そうなもの(飲み物?)を好まない(朋也評)。
- 霊感商法に引っかかる典型的なタイプ(朋也評)。
- ラバーカップが似合う。持つと絵になる(朋也評)。
- ヤスっぽい(朋也評)。
- 運動神経はいいが、体力には自信がない(自評)。
- 汚い字(幸村評)。
- 情報
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- 3年D組所属。朋也の隣の席。
- 学生寮から徒歩通学。遅刻の常習犯。
- サッカーのスポーツ推薦で高校に入学。
- サッカー部を1年生の時に退部。他校の生徒との喧嘩が原因。
- 2年生の時は朋也、杏と同じクラス。椋と別のクラス。
- 1年生の時は朋也、杏と別のクラス。
- 高校卒業後は地元の東北に帰って就職。会社の寮で寮生活を送る。
- ヘッドホンは高級品。持ってない。
- 喫煙経験あり。朋也や芽衣との会話から。自室の床に焦げ跡あり。
- パチンコの経験あり。朋也との会話で本人が明言。朋也と芽衣の会話からも示唆されている。
- 人脈(プロローグ時)
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- 妹
- 春原芽衣
- 親友
- 岡崎朋也
- 友人
- 藤林杏、ジェット斉藤
- 面識
- 幸村俊夫、相楽美佐枝、藤林椋、乾
- 人脈(エピローグ時)
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- 妹
- 春原芽衣
- 親友
- 岡崎朋也
- 恩師
- 幸村俊夫
- 友人
- 岡崎渚、藤林杏、藤林椋、坂上智代、仁科りえ、杉坂、ジェット斉藤
- 思いの欠片
- 伊吹風子
- 面識
- 相楽美佐枝、芳野祐介、古河秋生、古河早苗、伊吹公子、宮沢有紀寧、ボタン、虎猫、乾、一ノ瀬ことみ(ことみシナリオほか)、岡崎汐(オフィシャルコミック)、原田(オフィシャルコミックほか)
♪春原陽平誤録
国語はいつも赤点、英語は本人曰く得意だが……。春原の間違えまくりセリフ集。一部例外っぽいネタもあります。
- 「もちろん、リゾンベだっ」
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智代シナリオでのセリフ。TVアニメでもセリフあり。
復讐はリベンジな。
- 「いくぞ、ドベンザだっ!」
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智代シナリオでのセリフ。
リベンジ。「ドベンザ」→「ド・ベンザ」→「ド・便座」→「便座の……?」
- 「よし、智代にドロンジョだっ」
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智代シナリオでのセリフ。
リベンジ。元の言葉からどんどん遠ざかってドロンボーのリーダーになってる。
- 「あんただっ、おまえだっ、貴様だっ、ミーだッ!」
-
共通シナリオでのセリフ。
ユー。朋也は「最後、自分になってたぞ」と冷静なツッコミ。
- 「キル…ミーーッ!」
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共通シナリオでのセリフ。
ユー。いのちだいじに。
- 「必殺…ギタースケラッチ!」
-
共通シナリオでのセリフ。
スクラッチ。英単語の間違いだが、「scratch」なのでスペルの読み違いではなさそうだ。
- 「僕の華麗なスケラッチ、見せてあげますねっ」
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春原兄妹シナリオでのセリフ。
スクラッチ。最初に間違えて覚えた言葉というものはなかなか直らないものです。
- 「流行りのサバイバルってやつっすね」
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春原兄妹シナリオでのセリフ。
リバイバル。一文字違いではある。
- 「そうっすね。パワードスーツぐらいっすね…ははっ」
-
共通シナリオでのセリフ。
パワーコード。ギターに詳しくないので知らなくても無理はない。だがこの時はギターが弾けるふりをしているので、適当に相槌を打ってみた……が、違う言葉になっている。
- 「空いてるから、空き教室っていうの。ユーアンダーバスト?」
-
渚シナリオでのセリフ。
ユーアンダスタン? 意味は合ってるが単語が間違ってる。きっとエロの翼が広がったんでしょう。
- 「ノーノー、アフガニスタン」
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共通シナリオでのセリフ。
朋也の「ユーアンダスタン?」に対する答え。とりあえずそれっぽい言葉で返してみた。
- 「オゥ、マイ、デビルッ!」
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春原兄妹シナリオでのセリフ。
ゴッド。ちょっと無理があるな。
- 「ははは、全然OK。ノープログラム」
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勝平シナリオでのセリフ。
ノープロブレム。英語間違いの定番ネタ。
- 「わりぃな、ここでおまえは…ザ・エンドだ」
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草野球シナリオでのセリフ。
ジ・エンド。コナミのシューティングゲームではない。
- 「これぞ、男の仕掛ける恋という名の遊技…ボーイズラブゲームってやつかな」
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春原兄妹シナリオでのセリフ。TVアニメでもセリフあり。
ラブゲームは恋の駆け引き。「ボーイズ」をつけちゃうと、たちまち耽美なゲームに。
- 「サンキュー・マイフレンド・フロム・ニューヨーク」
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共通シナリオでのセリフ。
春原がニューヨークにいるわけではない。
- 「それぐらい僕は、あいつのことなんか、ぜんぜん気にかけてないってこと。リアリィ?」
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共通シナリオでのセリフ。有紀寧シナリオでは正しい意味でセリフあり。
「わかる?」と英語で言ったつもりだと思われる。有紀寧シナリオでは正しい意味で使われ、「ついに英語になってしまった」と朋也の地の文ツッコミが入る。
それを考慮すると、有紀寧シナリオではこのセリフを聞くために(芽衣からの電話に)「出ない」を選ぶほうが意味が通じて良いのだが……。有紀寧シナリオの攻略ページを作成した際、悩んだ末に追加テキストの多さを優先して「代わりに出る」を選びました。
- 「アイ・アム・プリティ・ドッグ。オーーウッ! アーユー・プリティ・ドッグ・トゥ? イッツ・ミラクゥ!」
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共通シナリオでのセリフ。
何も間違っていない上に発音は完璧だが、犬が喋ってる時点でミラクルではある。ちなみにモーマンタイは広東語。
- 「そんなぁ…楽しい土曜の夜のサタデイナイトフィーバーが…」
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共通シナリオでのセリフ。
「土曜の夜」と「サタデイナイト」、日本語と英語の意味が被りまくってる。
- 「ふぅ…有紀寧ちゃんのいれるコーヒーの味は最高にグッドテイストだなぁ!」
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有紀寧シナリオでのセリフ。
「最高」と「グッドテイスト」で二重においしいコーヒー。
- 「見てなよ、僕の凄腕の手腕とお手並みをさっ」
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春原兄妹シナリオでのセリフ。
三重に意味が被るほど強調したその腕前は、見るも無残な結果に。
- 「弘法も、不意打ちには勝てず…」
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智代シナリオでのセリフ。
弘法も筆の誤り。言葉は間違っているが、ことわざの使いどころとしてはそんなに間違っていない。
- 「こういうのって、えっとなんだっけ、参勤交代っていうの?」
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藤林姉妹シナリオでのセリフ。
「断金の交」のことらしい。金属を断つほど強い結びつき、友情のこと。三国志に詳しければ、孫策と周瑜が思い浮かぶんじゃないかな。ともあれ春原と朋也がこんな言葉を知っていること自体が驚きで、それどころか違和感があるレベル。
- 「ああ、本当にひでぇよ、こいつは。鬼の皮をかぶった狼だな」
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風子シナリオでのセリフ。
人の皮を被った鬼。意味は合ってる。
- 「あんた、やっぱ鬼だよっ! 鬼の皮を被った人だよっ!」
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風子シナリオでのセリフ。
人の皮を被った鬼。意味は合ってる。悪い子はいねがーーーーーっ!
- 「あんたら鬼っすかっ!! 鬼の皮を被った桃太郎一行っすかっっ!!」
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「ビジュアルファンブック」AnotherStorysことみでのアオテナガフクロオオスノハラモドキのセリフ。
人の皮を被った鬼。意味は合ってる。鬼の皮を被って鬼ヶ島に潜入……デスパレスに潜入する勇者一行みたいだ。
- 「よし、汚名万来のチャンス。いってくるぜっ!」
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草野球シナリオでのセリフ。TVアニメでもセリフあり。
間違った日本語としてよく挙げられる「汚名挽回」をさらに間違えて使用。
- 「ええと、縦の1…元日から三日までをなんと呼ぶか…。ははは、馬鹿かっての。三連休…と」
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共通シナリオでのセリフ。
三が日。学生の立場だから間違ってはいないが……。
- 春原が手に書いたのは、三回とも『入』だった。
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渚シナリオでの行動。電撃コミックス、TVアニメでも行動あり。
人。「こうして、手に字を書いて三回飲み込むんだよ」と言って、リハーサルを前にして緊張する渚を元気づける。ネタ振りとしての高度なボケと深読みすることも可能。
- 「てめぇ、人の命がかかってんだぞ……旅の恥なんてかき捨てろ!」
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「光見守る坂道で」草野球編でのセリフ。
旅では知っている人がいないからどんなことをしても恥にならない、という意味。もちろんここは旅先ではなく知れた町の中なので、芳野コールなんかしたら恥になる。
- 「少年…おまえは、花の胞子なんだよ」
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有紀寧シナリオでのセリフ。TVアニメでもセリフあり。
基本的に花は胞子を飛ばさないが……。例えにしても少し違和感がある。春原だけならともかく有紀寧まで言っちゃってるので、シナリオライターの誤認ではないかと思われる。
- 「女より男が強いなんて、ありえません」
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智代シナリオでのセリフ。PC初回限定版のみの誤字。
「おまえ、全国の女性を敵に回してるよな」という朋也の反応から判断すれば明らかに誤字だが、「朋也もついていけないほど高度なボケかもしれない」、「春原なら素で言いかねない」などと物議を醸した。
真相は後に「男より女が強いなんて、ありえません」と修正されたことから誤字と確定したが、春原陽平というキャラクターを如実に表す印象深い誤字だ。
Special Thanks!
- 朋也への呼称「こいつ」の情報を提供してくれた方。