仁科りえセリフ集

「CLANNAD -クラナド-」で仁科りえが発した言葉、全117セリフ(一区切りごとに1セリフとカウント)を集めました。風子シナリオのセリフは渚シナリオとほとんど同じですが、既読コンプリート的には未読扱いなので別セリフとしてカウントしています。

▼オフィシャルコミック▼電撃コミックス▼ドラマCD▼TVアニメのセリフも追加しました。

渚シナリオセリフ集

4月22日(火) 放課後の2年C組教室
女生徒
「いえ」
仁科
「当たってみましたけど…」
仁科
「顧問をしていないのは、幸村先生と、後は教頭先生とか校長先生ぐらいでした」
仁科
「………」
5月1日(木) 昼休みの演劇部部室
仁科
「今日はご相談にあがりました」
仁科
「もし、それでもよろしければ…です」
仁科
「それでは今週は私たち合唱部の番ということで、演劇部の活動は来週ということでお願いします」
仁科
「どうしました?」
仁科
「三人いればいいんですよ。居るじゃないですか」
仁科
「それで、もしよかったら…」
仁科
「創立者祭に出ませんか、演劇部も」
仁科
「………」
仁科
「本当にこの学校の生徒でしょうか」
仁科
「要は創立者の誕生日です。その日は午前中から体育館で文化系のクラブが発表会を行います」
仁科
「いかがでしょうか、演劇部も」
仁科
「どうしますか? 残り日数も少ないですし…やめておきますか?」
仁科
「5月11日、日曜日です」
仁科
「ひとつのクラブに割り当てられる時間は20分ほどと少ないんです」
仁科
「ですから、そんなに凝ったものである必要もないので、やる気さえあれば大丈夫だと思いますよ」
仁科
「それは構いません。もし出るのであれば、幸村先生にお話し下さい」
仁科
「それでは、同じ舞台に立てることを期待して、待ってますね」
5月6日(火) 放課後の音楽室前
「こんにちは、おふたりさん」*杉坂の可能性あり。声は杉坂っぽい。
仁科
「はい。任せておいて下さい」
仁科
「どんな曲調のをお探しですか?」
仁科
「はい、もちろんです」
仁科
「………」
仁科
「えっと…」
仁科
「その…どんな世界なんでしょう、そこは」
仁科
「うーん…」
仁科
「世界にたったひとり残された女の子のお話だから」
仁科
「なんとなくわかってきました」
仁科
「その子の気持ちになってみればいいんです」
仁科
「家や学校で、ひとりじゃないんです」
仁科
「世界でひとりきりなんです」
仁科
「それはとても、悲しいことですよね」
仁科
「音楽ももの悲しくあるべきです」
仁科
「使う曲は一曲だけでいいと思います」
仁科
「とても悲しいピアノ曲を一曲だけ」
仁科
「それをテーマとして、要所で流して、後は無音です」
仁科
「うん…ラヴェルの作品の中から、いかがでしょう」
仁科
「わかりました。それでは少し時間を下さい。合ったものを探してみますので」
5月8日(木) 放課後の演劇部部室
「失礼します」*杉坂の可能性あり。声は杉坂っぽい。
仁科
「こちらです」
仁科
「はい」
仁科
「よかったです」
仁科
「この曲は、ラヴェルの『マ・メール・ロワ』という作品の曲なんです」
仁科
「『マ・メール・ロワ』とはマザーグースの事で、いわゆる童話です」
仁科
「もともとラヴェルの生徒だった友人の子供二人に弾かせるために、ピアノ連弾曲として作られました」
仁科
「ラヴェルが幻想的な曲を多く作ったのと、この曲が童話を元にした楽曲なので、幻想的な世界に合うかもしれないと思って」
仁科
「喜んでもらえてよかったです」
仁科
「だとしたら、成功です」
仁科
「ありがとうございます」
仁科
「生徒会長さんですよね、初めまして」
5月10日(土) 放課後の体育館
仁科
「みなさん、こんにちは」
仁科
「緊張しているようですね」
仁科
「慣れているといっても、それはヴァイオリンを持ってだから」
仁科
「何も持たずに上がるのは、私も初めてです」
仁科
「もちろんです」
仁科
「誰でも、初めてのことに挑戦するときはそうですよ」
仁科
「うん」
仁科
「お互いがんばりましょうね」

AFTER STORYセリフ集

誕生編(1月3日) 岡崎家
仁科
「遅くなってしまいましたが、おふたり、ご結婚、おめでとうございます」
仁科
「古河さんのお父さんって、若くて格好いいですね」

風子シナリオセリフ集

5月1日(木) 昼休みの演劇部部室
仁科
「今日はご相談にあがりました」
仁科
「もし、それでもよろしければ…です」
仁科
「それでは今週は私たち合唱部の番ということで、演劇部の活動は来週ということでお願いします」
仁科
「どうしました?」
仁科
「三人いればいいんですよ。居るじゃないですか」
仁科
「それで、もしよかったら…」
仁科
「創立者祭に出ませんか、演劇部も」
仁科
「本当にこの学校の生徒でしょうか」
仁科
「要は創立者の誕生日です。その日は午前中から体育館で文化系のクラブが発表会を行います」
仁科
「いかがでしょうか、演劇部も」
仁科
「確かに、日が近いですから」
仁科
「5月11日、日曜日です」
仁科
「ひとつのクラブに割り当てられる時間は20分ほどと少ないんです」
仁科
「ですから、そんなに凝ったものである必要もないので、やる気さえあれば大丈夫だと思いますよ」
仁科
「それは構いません。もし出るのであれば、幸村先生にお話し下さい」
仁科
「それでは、同じ舞台に立てることを期待して、待ってますね」

ことみシナリオセリフ集

4月28日(月) 昼休みの合唱部部室
合唱部員
「あの…」
合唱部員一同
「……………」
合唱部員
「あっ、すみません」
合唱部員
「もしかしたら、音、うるさかったですか?」
合唱部員
「すぐに仕舞いますから…」
合唱部員
「あの…ありがとうございます」
合唱部員
「いえ…そうじゃないんです」
合唱部員
「このヴァイオリン、音楽室に置きっぱなしにされていたそうなんです」
合唱部員
「卒業した音楽部員が置いていったらしいんですが…」
合唱部員
「それで、音楽部の知り合いから、価値のある物なのか調べてほしいって言われたんです」
合唱部員
「それほどでもないですけど、少しぐらいは」
合唱部員
「ええと…ちゃんとした入門用のヴァイオリンなんですけど、あちこち痛んでるから…」
合唱部員
「できれば修理して、ちゃんと使ってあげてほしいと思うんですが」
合唱部員
「あの、よかったら、ちょっとだけ弾いてみませんか?」
合唱部員
「それなら、ぜひどうぞ」
合唱部員
「……あの」
全員
「~~~~!?!?!っ」
合唱部員
「力の入れすぎです、もっとリラックスしてっ…」
合唱部員
「すみません。ちゃんと調弦してないから…」
合唱部員
「本当は弦も張り替えてあげればいいんですけど…」
合唱部員
「やっぱり。姿勢とか、きちんとしてましたから」
合唱部員
「レッスン、好きでした?」
合唱部員
「いいなあ。わたしは大嫌いだったかも」
合唱部員
「あの…よかったら、何日か使ってみませんか?」
合唱部員
「音楽部の方には、わたしから説明しておきますから」
合唱部員
「この子、ずっと放っておかれてましたけど…」
合唱部員
「きっと、誰かが弾いてくれるのを待っていたんだと思います」
合唱部員
「少しの間でも、もう一度音を奏でたいって、思ってます。きっと」
合唱部員
「どうぞ…」
5月2日(金) 昼休みの2年C組教室
合唱部員
「あっ…」
合唱部員
「はい。どうでしたか?」
合唱部員
「あの…」
合唱部員
「もしよかったら、もう少し長く借りられるように、わたしから頼んでみますけど…」
合唱部員
「わたしも、そう言うつもりですから…」
合唱部員
「いえ…」
合唱部員
「はい」
合唱部員
「わたしは、仁科りえと言います」
仁科
「こちらこそ、とても嬉しいです」

総括

シナリオごとの、セリフ数の内訳は以下の通り。カッコ内がセリフ数です。

  1. 渚シナリオ (61)
  2. ことみシナリオ (38)
  3. 風子シナリオ (16)
  4. アフターストーリー (2)

渚シナリオが多く、次いでことみシナリオ。結構出番はあるアフターストーリーだが、意外にもセリフはほとんどない。杉坂のほうが多いし。

次に名前ごとの内訳を。

  1. 仁科 (76)
  2. 合唱部員 (35)
  3. 声 (2)
  4. 女生徒 (1)
  5. 合唱部員一同 (1)
  6. 全員 (1)

ことみシナリオでは仁科りえと名乗るのが最後なので「合唱部員」での発言がほとんど。「声」は杉坂の可能性がある。声を聞く限りは杉坂に聞こえるが。

一人称は「私」、ことみシナリオでは「わたし」。シナリオライターが違うために統一されてない、ってことだろうけど、性格も微妙に違う気がする。

基本的にはとにかく丁寧、というかすごく硬い口調。他人行儀っぽい。朋也たちのほうが年上なんだから当たり前かもしれないが。ただことみシナリオでは、丁寧に変わりはないが少し柔らかい口調。杉坂に対してのみ「うん」と言うことから、杉坂に対しては硬い丁寧口調ではないことが想像できる。

基本はこの少ないセリフと杉坂などから語られる情報をもとに仁科りえの人物像を想像するわけです。私的仁科りえ像はどう考えてもおかしな方向に想像の翼を羽ばたかせてますが。

CLANNADオフィシャルコミックセリフ集

CLANNADオフィシャルコミックで仁科りえが発した言葉(一ふきだしごとに1セリフ、手書き文字セリフは小さい文字で記述)を集めました。

第5回「変化」
「~♪~~♪~♪」
女生徒
「――何かご用ですか?」
女生徒
「ありがとうございます」
女生徒
「…よかったら合唱部に入りませんか?」
女生徒
「そうですか…。ちょっと、かなり残念です…」
女生徒
「はい! 来週から活動するんです」
仁科
「部長の仁科りえです」
第6回「one and only」
仁科
「こんにちは、仁科です」
仁科
「――あの、実は私たちも先日幸村先生に、合唱部の顧問をお願いしたんです」
仁科
「杉坂さんと原田さんも入部してくれて、3人集まって」
仁科
「…来週から活動できると思っていましたので、お話を聞いて少し困ってしまいました…」
仁科
「すみません…私たちもどうしたらいいか…」
仁科
「――はい」
仁科
「私たちも何か良い案がないか、考えてみますね」
仁科
「うん…どうしたらいいかな…?」
仁科
「――だからね」
仁科
「どうしたら皆がうまくいくのか考えてみよ?」
仁科
「ね?」
第7回「夢」
仁科
「え…」
仁科
「演劇部…やめちゃったんですか…?」
仁科
「…はぁ」
仁科
「でも…」
仁科
「い、いえっ」
仁科
「…ただ、あんなに頑張っていたのになんでかなって…そう思っただけです」
仁科
「失礼します」
仁科
「?」
仁科
「はい、こんにちは坂上さん」
仁科
「あ、はい。部活の事でお話を…」
仁科
「あ、ええと…なんとか――活動はできそうですけど…はい
仁科
「…あ」
仁科
、坂上さん、さっきの話」
仁科
「実は、私ともうひとつの部がどっちかしか活動できないって話だったんです。そしたらもうひとつの方があきらめたと聞いて…不思議だなって」
仁科
「――あんなに演劇部作りたがってたのに…」
仁科
「はい。こうしましょう」
仁科
「幸村先生に週の半分は合唱部、もう半分は演劇部と来て頂いて…」
仁科
「その分、活動時間は短くなってしまいますけど…」
仁科
「悪い話じゃないと思いますが、いかがです?」
第9回「ひとりじゃない」
仁科
「あまり大した事はできませんけど」
仁科
「いえ。お役に立てて光栄ですよ~」
仁科
「聞いた事のないお話です。世界観とか聞かせてもらっていいですか?」
仁科
うん。大丈夫だよ
第10回「カウントダウン」
仁科
「…でも」
仁科
「成功してほしいですね、本番」
第11回「創立者祭」
仁科
「こんにちは、坂上さん」
仁科
「あ」
仁科
「古河さん、緊張するのは私も一緒です」
仁科
「大丈夫! きっと上手くいきますから」
仁科
「頑張りましょうねっ」
仁科
うんっ
仁科
「古河さんっ」
第12回「ふたり、手をつないで」
仁科
「あの…古河先輩は――…」
仁科
「そうですか…」
仁科
、部活の話なんですけど」
仁科
「今日は演劇部の番ですけど、もし中止なら幸村先生に合唱部を見てもらっても構わないでしょうか…?」
仁科
「ありがとうございます」
仁科
「卒業おめでとうございますっ」
第2巻クラナドよんこま
仁科
えっと、うらやましいです…
第13回「interlude」
仁科
「あ」
仁科
「…すみません。それ、私のです…」
仁科
「修理に出してたのが返ってきたんです。教室は目立つので、少し空き教室に置かせてもらおうと思って…」
仁科
「…よかったら、少し弾いてみますか?」
仁科
「はい! もちろんです」
仁科
「ことみさん、どうぞ」
仁科
「そ…そうですか…ありがとうござ……っ」
仁科
「あの…私は別に、このヴァイオリンを貸しても――…」
第18回「託した想い」
仁科
、はい?」
第20回「再出発」
仁科
「よかったらまた遊びに来てくださいね」
第24回「機転」
仁科
「あの…急に押しかけてしまってすみません。ついノリで…
仁科
「お邪魔じゃなかったですか?」
第4巻オマケまんが「午後のお茶会」
仁科
「――でも」
仁科
「そうなると、社会人と学生のお付き合いは色々と大変じゃないですか?」
仁科
「ほら、時間が合わなくてなかなか会えなかったりとか…」
智代&仁科
「ええぇーー!!?」
仁科
「い、いつからなんですか…?」
仁科
「す…すごい…っ。大人の女性だったんですね…」
仁科
「古河さん…! その話、詳しく聞かせて下さい…!!」
仁科
「――…」
第24回「ここにいる」
仁科
「おめでとうございますっ」
第5巻、第0回告知
仁科
もー、やめなよ~
第30回「帰り道の空白」
仁科
「はいっ」
仁科
「ただ今、席にご案内しますので、少々お待ちくだ――――…」
仁科
「あっ!? 岡崎さん?」
仁科
「はい! お久しぶりです」
仁科
「えーと、あれ…?」
仁科
「確か卒業式の時――…」
仁科
「そ、それじゃ少々お待ちくださいね~~っ」
第6巻カバー裏よんこま
仁科
「坂上さーん」
仁科
「私は今からバイトなんです」
仁科
ではー
第6巻ゲーマーズ特典ペーパー
仁科
「ありがとうございますっ!」
第36回「朋也の決断」
仁科
「お待たせしました。コーヒーです」
仁科
はっ
仁科
あれっ?
仁科
「…ご、ごゆっくりどうぞ――」
第38回「ありふれた未来」
仁科
「あけましておめでとうございます、岡崎さん」
仁科
「お邪魔します~」
仁科
「あけましておめでとうございます、古河さん」
「は…はいっ」*仁科・杉坂・原田のいずれか。
仁科
すいません
全員
「かんぱーいっ」
仁科
「それにしても――」
仁科
「古河さんのお父さんって、若くて格好いいですよね」
お邪魔しましたー*春原・仁科・杉坂・原田のいずれか。
第8巻告知よんこま
仁科
「わあっ」
仁科
「び、びっくりしたよ~。どうしたの?」
仁科
「――というわけで」
仁科
「単行本8巻好評発売中です♥ よろしくお願いしますねーっ」

オフィシャルコミック総括

立ち絵すらない不透明な存在だった仁科りえを、一気に他ヒロインと並ぶサブキャラ的存在にまで押し上げたのがオフィシャルコミックです。なんでもオフィシャルコミックから原作を知ってプレイした人が攻略ヒロインと間違えるほどだそうな。

それまでに自分なりの仁科りえ像を絵にしてくれたサイトさんもありましたが、仁科りえの容姿が正式に具現したのはオフィシャルコミックが初めて。ちなみに杉坂と合唱部員3も初めてで、合唱部員3に「原田」という名前をつけたのもオフィシャルコミック。

一人称は「私」。基本は原作と同じ流れで出番もだいたい原作通りだが、原作では見えなかった部分を智代と関わらせて描いたところが大きい。

性格は温和。「うん…どうしたらいいかな…?」のセリフで一気にボケ属性が増加し、のんびり屋さんなイメージが強くなった。杉坂の脅迫状については気づいていない様子。

口調は丁寧だが原作よりかなり柔らかい。オフィシャルコミックでは杉坂や原田も含めて話す時とそれ以外で話し方の違いが顕著になっており、丁寧ながらも同年齢の親友相手には砕けた口調になることがわかる。

電撃コミックスCLANNADセリフ集

電撃コミックスCLANNADで仁科りえが発した言葉(一ふきだしごとに1セリフ、手書き文字セリフは小さい文字で記述)を集めました。

scene.21「すごく困ってます」
仁科
「私……合唱部を作りたいんです」
仁科
「もう一度この学校で、音楽をやるのが私の夢なんです」
仁科
「最初は部もなかったから一から部員を集めて…」
仁科
「少しずつみんなも手伝ってくれるようになって」
仁科
「やっと…やっとこれから始めようと思ってたんです」
scene.23「期間限定3 on 3部」
「演劇部の方ですよね?」
女生徒
「こんにちは」
仁科
「合唱部の仁科です」
仁科
「金髪の方から事情を聞きました」
仁科
「ウチの部員がそちらにうかがったそうで」
仁科
「すいません。演劇部にご迷惑をおかけするつもりはなかったんですが…」
仁科
「両方が存続する方法があると思います」
仁科
「そのためにも演劇部とちゃんと話し合いができれば…」
仁科
「私も何かいい方法はないか考えてみます」
仁科
「はい?」
仁科
「バイオリンができなくなった時――――」
仁科
「なんにもする気がしませんでした」
仁科
「自分の殻に閉じこもって、好きだった音楽も遠ざけて」
仁科
「いっぱいいた友達も家族もみんな離れていきました」
仁科
「そんな、何もなくなってしまった時に」
仁科
「手を差し伸べてくれた人もいたんです」
仁科
「そんな大切な人たちのために、もう一度音楽と向き合おうって思いました」
仁科
「昔のようにはできなくても、今の私にできることがあるはずって」
仁科
「そうですか…」
仁科
「私はきっと楽しいと思います。みんなと過ごした学校生活って」
仁科
「…あの」
仁科
「金髪の先輩が、ハンデなんて関係ないって言ってくれました」
仁科
「私も同じ気持ちです。先輩たちのバスケの試合楽しみにしてますね?」
scene.26「乙女ロマンス☆合唱部」
「どうかな、みんな」
仁科
「もしよかったら演劇部の人とその……」
仁科
「え? 私はその…金髪の人カッコよかったけど……」
scene.27「幻想序曲」
「…あの」
仁科
「お楽しみのところ失礼します。少し…お話よろしいでしょうか」
仁科
「ウチの学校のルールで顧問がいないと活動はできませんが」
仁科
「交代制で週の半分は合唱部、もう半分が演劇部で、半分ずつ受けもってもらえるかどうかを幸村先生に相談してきました」
仁科
「練習時間は少なくなってしまいますので、それでもよかったらですけど…」
仁科
バーニン…
仁科
「それともう1つ。これはお誘いなんですが……」
仁科
「演劇部も創立者祭に参加しませんか?」
仁科
「…え? えーと…」
仁科
「ウチの学校の文化祭のことです」
仁科
「その日は午前から体育館で文化系クラブの発表会があるんです」
仁科
「1つのクラブに割り当てられるのは20分程度ですし、凝ったものでなくてもやる気さえあれば大丈夫ですよ」
仁科
「いかがでしょうか」
仁科
「ま…まだ時間はありますので考えてみてください」
scene.28「めぐる季節」
仁科
「はい! 幸村先生から音源の話はうかがいました」
仁科
「よかったらぜひ合唱部に協力させてください」
scene.32「夢の跡 家族の誓い(上)」
仁科
「音楽の方はこれでどうでしょうか。ラヴェルから物語に合いそうな幻想的な曲を選んだんですけど…」
仁科
「演劇部の準備の方はどうですか?」
仁科
「アハハ…合唱部(ウチ)も同じです」
仁科
「そういえば古河先輩」
仁科
「読ませていただいた物語は、あれで終わりなんですか?」
仁科
「い、いえ劇としては今のままでも十分だと思います」
仁科
「ただ…」
仁科
「とても悲しい話だと聞いたので、少し気になって…」
仁科
「1人じゃなくなった女の子は、そのあとどうなったんでしょうか」

ドラマCD CLANNADセリフ集

ドラマCD CLANNADで仁科りえ(と、杉坂)が発した言葉を集めました。キャラクターボイスは相沢舞さん(と、板東愛さん)です。自分の耳で判別したセリフ分けなので、確実ではありません。

Vol.1 古河渚「7.卒業式」
仁科
「私たちもいるわよ」
杉坂
「こんにちは」
仁科
「あの頃とぜんぜん変わってない」
杉坂
「あたしたちの先輩なのにね」
仁科
「うん。みんなともこうして会えたし」
杉坂
「まさかまた制服着ちゃうなんてねぇ」
仁科
「せーのっ……はいっ」
仁科
「おめでとう」
杉坂
「おめでとう」

TVアニメCLANNADセリフ集

TVアニメCLANNADで仁科りえが発した言葉を集めました。キャラクターボイスは相沢舞さんです。

第10回「天才少女の挑戦」
女生徒
「あの……何か?」
女生徒
「すみません。うるさかったですか?」
女生徒
「あっ…」
女生徒
「……」
女生徒
「あの、よかったら、弾いてみませんか?」
女生徒
「ええ…」
全員
「~~~~!?!?!っ」
女生徒
「力の入れすぎです、もっとリラックスしてっ…」
第12回「かくされた世界」
女生徒
「これ、正式な学校の備品じゃないですから」
女生徒
「何年か前の卒業生の人が、置きっぱなしにした物なんです」
女生徒
「わたしは、先生にちゃんと音が出るかどうか確かめてくれ、って言われてたんです」
女生徒
「ずいぶん古いヴァイオリンですから」
女生徒
「ええ…」
女生徒
「わたしも、先生にそう言うつもりでした」
女生徒
「わたしは、仁科りえと言います」
仁科
「こちらこそ、とても嬉しいです」
仁科
「それじゃ、また」
第15回「困った問題」
仁科
「一ノ瀬さん」
仁科
「お久しぶりです。今日は何か?」
仁科
「……」
仁科
「でも、幸村先生は、もともと演劇部の顧問だし…」
仁科
「先輩方は、今年一年しか活動できる時間がないし…」
仁科
「――だからね」
仁科
「みんながうまくいくにはどうしたらいいか考えてみよ?」
仁科
「ね?」
第16回「3 on 3」
仁科
「――そうだけど…」
仁科
「でも…どうしても来てくれ、って頼まれたから…」
仁科
「うん…。バスケ部相手なのに…」
仁科
「す…すごい……」
三人
「あっ…」
第17回「不在の空間」
仁科
「幸村先生には、合唱部と演劇部両方の顧問になっていただく、ということでどうでしょうか」
第21回「学園祭にむけて」
仁科
「なんとなくわかってきました」
仁科
「この女の子の気持ちになってみればいいんです」
仁科
「家や学校でひとりとか、そういうことじゃなくて…」
仁科
「世界中でたったひとり…」
仁科
「それはとても、悲しいことですよね」
仁科
「音楽も悲しい雰囲気のがあると思いますから…」
仁科
「これなんかいかがでしょう」
仁科
「ラヴェルの『マ・メール・ロワ』という作品です」
仁科
「『マ・メール・ロワ』……マザーグースのことです」
仁科
「渚さんの劇が、幻想的な童話のような世界なので、合うんじゃないかと思って…」
仁科
「ラヴェルは幻想的な曲を多く作った人ですし、この曲も童謡や童話を元にしたものなので…」
仁科
「喜んでもらえてよかったです」
古河&仁科
「あ…」

TVアニメCLANNAD ~AFTER STORY~セリフ集

TVアニメCLANNAD ~AFTER STORY~で仁科りえが発した言葉を集めました。キャラクターボイスは相沢舞さんです。

第13回「卒業」
仁科
「体調はいかがですか? 古河さん」
第14回「新しい家族」
仁科
「岡崎さん、お久しぶりです」
仁科
「あ、そちらの方は…?」
仁科
「はぁ…」
仁科
「あっ…」
仁科
「お二人様、こちらへどうぞ」
仁科
「古河さん、人気があるんですよ。彼女目当てで通ってくるお客様もいらっしゃるみたいですし」
仁科
「あっ、そうでしたね。岡崎渚さんでした」
仁科
「…えっ」
仁科
「あ……」
仁科
「いくぞ、って……え?」

TVアニメ総括

オフィシャルコミックとは少し違った容姿で登場し、仁科りえを一粒で二度おいしいキャラにアップさせたTVアニメ。仁科りえが動く! その衝撃は、原作の頃からは考えられない進歩だ。

脚本が原作準拠なので口調や性格は原作寄り。オフィシャルコミック準拠のセリフもある。

セリフがない部分でもたびたび登場しており、アフターストーリーでは杉坂と共にエンディングやDVDジャケットにまで登場するという快挙を遂げた。

原作やオフィシャルコミックと違って常に杉坂と一緒に登場し、エンディングやDVDジャケットでも手を繋いでいるため、その仲が怪しまれているようです。