○番外編「夏休みの出来事」

2008年4月5日放送。ストーリーを追いながら感想や予想などを箇条書きにしています。登場人物、使用曲、攻略チャートもデータとしてまとめました。（2008-07-17追記）DVD第8巻を見たので追記したよ。

8月4日(月)

• 夏の日。ふたり登校する朋也と渚。
• 「補習なんかサボって、海でも行かないか？」
  海はこの町からかなり遠いはず。ヤドカリ朋也の金では到底無理だな。
• 実直な渚描写が良い。でも前々から気になってきてたんだけど、渚が初期に比べてなんかこもった喋りになってきてるなぁ。正直言って渚らしくない喋りだ。
• 渚はともかく、朋也はてれりこしすぎ。手くらい、ぱっと握ってほしい。
• バイクで乱入、杏。バイクはいらんけど、杏の表情は良い。久しぶりに穏やかな表情を見た気がする。アニメの杏は、ずっと眉吊り上がってるイメージだったからなー。
• 以前も思ったけど、渚はバイク通学する杏に対して「校則違反はダメです」と言わないなぁ。私的脳内渚なら、親しくなれば言いそうなんだが……。演劇部まで手伝ったのに、描写不足で杏と渚が親しい仲に見えないのが難点。
• 演劇部部室にて昼食。これまでにこういう描写があれば、違和感が少しは薄れただろう。
• 杏は智代に突っかかりすぎ。朋也の恋人が確定した以上、突っかかる理由はないと思うけどなぁ。あくまで私的イメージだけど。
• 嬉しそうにパンを口に運ぶ渚が可愛い。渚にとっては、みんなで一緒に昼食を食べること、それ自体が嬉しいはずだ。ここは見ていてすごく和んだ。
• 渚がまだ「岡崎さん」と呼んでいることについて。
• 「朋也くんのほうは、渚ちゃんのことを『渚』って呼んでるの」
  ことみのニンジンは星型。
• 「前にもここで、誰かに同じことを言われた気がします」
  風子の描写はこういう自然な形のほうがやっぱりいいな。すべて失っても思いは残る。
• 春原の部屋。ヒトデと土偶はどこだ？
• 相変わらず志麻くんは朋也にべったりだね。結局意味なかったけど。
• 芽衣、再び。ペンダントが星型。
• またショッピングカート持って来てるな。土偶か。
• そしてまた、春原の部屋をお掃除。エロ本らしきものに手を合わせる春原。
• 例によって古河パンへ。
• 「そんなこと言ったらダメです。春原さんもとってもいい人です」
  渚のポイントは「ダメです」とよく言うこと。
• 朋也の寝巻き、星型のプリント。
• 渚と芽衣、姉妹のおしゃべり。髪を下ろしてる芽衣ちゃんが新鮮だ。

8月5日(火)

• 芽衣の寝巻き、星型のプリント。眠そうな渚。
• 古河パンの手伝い。エプロンは、朋也がいつものパンダ、渚がクマ、芽衣がウサギ。
• 早苗作、ビッグマーブルチョコメロンパン？　とってもおいしそうでした！　というかマジでおいしそう。
• 早苗さん、町内会の集まりへ。渚がいるとは言え、この段階でもう早苗シナリオと同じ負担だったのか。もっと後に町内会の仕事を引き受けたのかと思ってた。
• 廃品回収車。智代アフターを連想させる。
• 芽衣、パン屋の娘より素早い接客。ああ、こいつはどこでだって、生きていける……。
• 「おもしろいように客が来ますわ、いっしっしっ」

8月6日(水)

• 妹に相手にされなくてふてくされる春原。シスコン漫談はカット。「いや、おまえは年を追うごとに『やべぇ、マジ可愛くなってきたよ…』と思っているはずだ」、「勝手に決めないでね」とかのやり取り好きなんだけどなぁ。
• 芽衣、恋のキューピッドに。
• 陽平と芽衣、禁断の兄妹愛。エッチなこと！　やべぇ、興奮してきたよ！　そういえば削除された「エッチなこと」は芽衣と渚だけで、智代や風子、それに男連中の「エッチなこと」は削除されてないんだよな～。どういう基準なんだろう。
• あれ？　前回の予告でもあったこの構図、よく見たら右腕が肩より上にあがってるじゃないか！　これは致命的すぎるミスだ。……あっ、わかった！　前々から怪しいと思ってたんだ……性格も違いすぎるし。こいつは……こいつは、岡崎朋也であって岡崎朋也でない……岡崎サイボーグだ！　（2008-07-17追記）おおっ！　DVDだと修正されてる。ギリギリのラインまで両腕の位置が下がってる。
• 春原と朋也、禁断の……。朋也がモジモジしてて気持ち悪い。「朝の通学路を逆走したいって思えるようになったぜ！」
• 「やべぇ、シオシオだぁーっ！　しかも、んなもん逆走して、何が嬉しいんだっ」と自分にツッコミ入れてほしかった。
• 渚が自分のことを卑下？　あんまりしてないと思うが。渚ナルシスト化計画もしてないし。
• 渚が来て、芽衣が棒読みで退室。
• ああ、やっと「朋也くん」が聞けた。なんか安心する。
• 「朋也くん、超ラッキーです。わたしみたいなちょっと可愛い女の子と歩いてるからです」
  これはナルシスト化計画と繋がってなんぼだと思うが。
• 「それはダメです。ズルです。ちゃんとお金、払います」
  今回でやっと「ダメ」という言葉を使い始めたな。
• 古河パンの地雷。
• たこさんパン。140円。ポップには『文字どおり「足」が出てます』、『タコのお母さんはすごいんです』、（2008-07-17追記）『今日はかなりがんばりました♥』の文字が。　赤字覚悟で売れないとか……おそろしい。というかこのタコ、生で入ってるんじゃ……。そしてここにも星型の模様。
• アッキーの「いや、こいつならありうる……だから、言う……」というセリフがなかったな。残念。これは渚のセリフ「そんなことも言わないとダメですかっ。でも、言わないとダメな気がしてきましたっ」を後々に見て、ああ親子だなぁと思ったセリフで、思い出深い。
• 「古河パンの地雷だったんですねぇーーっ！」
  ありゃ、アッキーも行っちゃった。
• 「わたしのためだから、朋也くん、悪い気はしないはずです」
  これはアフターのためには重要なやり取り……なんだけど、坂をひとつ飛びに登っちゃってるからあんまり感慨ないかもなぁ。
• 「朋也くんも、食べたいはずです」
  うむ、わかりやすくなってるな。これ、原作では「朋也くんも、食べたいです」なんだけど、初めて見た時は「朋也くんも食べたいです」とはなんと大胆な……！　とか不毛な妄想してしまったからな～。
• シナモンロールの匂い。もう一回頼む匂いフェチ朋也はやっぱりしないか。
• 岡崎さんは、自分が不良だから積極的になれない。不良？　あーそんな設定あったなー。まぁサイボーグだし、気にしないでおこう。
• そういえば、渚が年上だってことを春原ですら知らないんだよな。うーむ。
• 朋也がようやく照れなくなったか。良かった……。
• シナモンロール置いていくなよ。はんぶんこして食おうぜ。
• 「ずっと、一緒です……」

（2008-07-17追記）特報　CLANNAD ～AFTER STORY～

• 世界の終わりは、悲しい色に満ちていた。幻想世界VIIIでのガラクタ人形の独白。本来、幻想世界VIIIはもう終わってるほうが良いのが難点。
• 長い、旅の始まり。雪原へと変わり始めた幻想世界。軋みをあげるガラクタ人形。
• 古河渚とその親友一同の卒業式。そして、渚の答辞。渚の長い、長い学校生活が……今、終わった。
• 少女の手を引き上げるガラクタ人形。
• 怒りで拳を振り上げ、壁を殴りつける朋也。抱きついてそれを止める渚。朋也は渚といると落ち着く……その、最後にして最大の描写……なんだけど……。アニメじゃほとんど描写されてなかったと思うが、大丈夫かな。
• 知らない空。迷子になったガラクタ人形。
• 風子直伝、汐隠密（丸見えです）。
• 光舞う幻想世界。少女とガラクタ人形。
• 父と娘……最初で最後の『りょこう』。雪がすべてを消してゆく。感覚も、視界も、町も、そして…………

総括

いやぁ、番外編だね、ほんと。芽衣ちゃんキューピッドイベントそのままで、細かいツッコミをしつつも楽しめた。すごいツッコミ甲斐もあったけど、あまり嬉しくないなぁ。

あと、やっと杏が吹っ切れたような表情になってて安心した。できればもっと早くしてほしかったが。

今回はなぜか「ほしがたのもの」がいっぱい出てきたね。ことみのニンジン、芽衣のペンダントっぽいの、朋也の寝巻き柄、芽衣の寝巻き柄。

でも肝心の風子は結局、中途半端に参上させただけだったな。春原の部屋や渚の部屋、朋也の私物に木彫りのヒトデが映る描写があれば、それだけでよかったんじゃないかと個人的には思う。

しかし……最後にこの話を持って来るなら、渚への告白を遅らせた意味は無に等しいな。それだけが残念なり。放送局側の勝手な都合で話数が伸びたり縮んだりした可能性も否定できないけど。

さてっ、毎週休日を半日消費して書いていた感想記ですが、それもひとまず今回で終わりですね。そう思うと寂しくもあり、やっと終わったという安堵もあってしまったりもします。決められた時間でネタや感想を書くのは結構疲れる。

第1回の段階であれもこれもしようとしちゃったからなぁ。でも、データを取ったり、ネタを考えたり……いろいろと楽しかった。

それではっ、次はアフターストーリーでお会いしましょう。