∞もうひとつの世界「智代編」

2008年7月16日発売、DVD8巻収録。ストーリーを追いながら感想や予想などを箇条書きにしています。登場人物、使用曲、攻略チャートもデータとしてまとめました。

予告

• いきなり『Ana』！　しかもfull ver.だよ……。この部分だとわかりにくいから、まぁいいか。いや、しかし……まさか流したりしないよね？
• ここまでの智代シナリオあらすじ。原作とは違って普通に恋仲になったようだ？
• 生徒会役員男子生徒のセリフも。

6月30日(月)

• 例によって岡崎家に朋也を起こしに来る智代。
• 朋也、いきなりの別れよう発言。冗談を間に受ける智代。
• 朋也の寝癖がひどい。
• いつもどおりのオープニング。さすがにわざわざ変えたりはしなかったか。しかし、前からずっと気になってたんだが……なんで智代と風子の順序が原作と違うんだ？
• 本年度生徒会選投票所。1年は9:30～、2年は10:30～、3年は11:30～。おそらくそれぞれ30分間。やけに本格的な選挙だ。手前の教師はA組担任かな？
• 朋也と智代、空き教室でふたり。おまえといるほうが落ち着く……本編で朋也にも言ってほしかったセリフだ。
• 12時10分。俺と智代が付き合い始めて一ヶ月。ということは、5月30日から付き合ってたわけだ。本編では「ここ曲がる～」とか言ってた頃だな。
• 原作のように、生徒会に入るまでの恋人……という制限はなし。
• 生徒会長は……坂上智代。533票！　多すぎ！　全校生徒が約700人だから、8割近く得票したのか。まさしく圧勝だ。
• おまえが応援してくれたおかげだ。原作の複雑な心境はさすがに一話じゃ無理だから完全カット。普通の恋愛になったようだ。
• サブタイトル。木の下には光6つ。

7月1日(火)

• 朋也、智代、春原。三人で坂を登る。春原は寝不足です。
• 春原のセリフで、現在の状況を説明。
• 不良と噂される朋也と春原。
• 昼休み。今日も来るのか……とか、今まで毎日来てた……とかで現在の状況説明。シナリオの途中から始まってるんだから仕方ないな。
• 春原の挙動がいちいちオーバーだなぁ。
• 「野菜だけ先に食べてやるぞ、こらぁー！」
  とりあえずオーバーリアクションすぎ。それと「僕はメインのおかずは後にとっておくタイプなんだよおぉーーっ！」のセリフがないから意味不明。
• 智代、愛の弁当……と、片手間でのり弁。原作では中身どころか弁当箱も違ったが、箱は同じになってる。
• 朋也と春原の弁当漫才は完全カット。弁当が爆発したり、素っ裸になってイヤッホーーゥ！って叫びながら窓から飛び降りたくなる毒が入った弁当だったり、結構映像化しやすいと思ったんだが。
• ここでも噂される不良ふたり。春原がにらみを効かせるのがいい感じ。
• 放課後。校内放送を私信に使用する智代。

7月2日(水)

• 学年主任に呼び出された朋也と智代。原作より幾分やんわりした注意になってる。もっと嫌味ったらしい言い方だったような。
• 屋上にて。原作では屋上は出ません。

学園祭に向けて

• 第37回光坂高等学校学園祭～大切な人と人の繋がり～
• ポスターは文字が小さすぎて見えない。2年C組だけでも解読したかったが。～雨天決行～くらいしかわからん。
• 学園祭ねぇ……かんっぺきに忘れてたよ。……本当にこの学校の生徒でしょうか。と、りえちゃんにツッコんでいただきたい。
• 智代の隣は、末原悠仁（生徒会副会長）と安倍千春（生徒会会計）かな？
• 学園祭に向けて本格的に活動開始の生徒会。ジャージ智代と、ジャージ……みっしーこと天野美汐（Kanon）似のこの娘が安倍千春（生徒会会計）かな？
• 2年の教室。黒板に「学園祭に向けて」と書いてる。C組窓際の席にはりえちゃんがいるはずだが……。
• 学園祭準備完了。智代の表情変化が良い。
• そして朋也も……。

7月13日(日)　学園祭

• いよいよ学園祭当日。
• ベンチにて。相変わらず落ち込んでいる朋也。
• 春原の励まし。本編より春原らしさが出ているような。
• クマ智代。
• 春原、朋也をナンパに誘う。ここは原作で爆笑したポイントだが、こんな雰囲気じゃ挿入できないな。ポニーテールの子？
• ソフトクリームのバニラ。アイスクリームはもちろんストロベリーだっ。
• キスしようとするカップルに、足音も立てず忍び寄る男子生徒……おそらく末原悠仁（生徒会副会長）。
• 桜並木を残す運動に協力……とか。ちゃんと理由がついてる。
• 「彼女にまとわりつくのはやめろ」
  えらく直球で来たな。
• 「おまえっ、喧嘩売ってんのか！」
  末原悠仁（推測）の胸ぐらを掴む朋也。ここだ！　今こそ風子参上の時！　と思ったが、おちゃらけはナッシングでした。まぁ坂じゃないと使用できないんだけどね、ヒトデライクア・ローリングストーン。

智代

• 今度はひとりだけで、学年主任に呼び出された朋也。皆が智代を立てようとしている。俺はその足にしがみつく疫病神だった。智代は俺に手を伸ばして引き上げようとしている。けど、俺は疫病神であって、それ以外の何者にもなれないのだ。こんな心情。
• 忙しそうな智代。
• そして再び現れる末原悠仁（推測）。桜並木関連の話に変更しているのはいい感じかも。原作では利己的な理由で朋也に絡んでるようにしか見えなかったからなぁ。
• ベンチにて、智代との別れ……ってちょっと待ってくれ！　やっぱここは、あの坂で別れたほうが感慨があるんじゃないだろうか。別れた後、智代は坂の上へ、朋也は坂の下へそれぞれ歩き出す描写がこれからの未来を示唆しているようで良かったんだが……。それにあの坂で再会するわけなんだし。
• 別れて初めてわかる本当の気持ち。俺は、智代のことが……好きだった。
• 春原の部屋にて。相変わらず春原の人を見る目は鋭い。
• 次の日。朋也、朝7時半に起床。智代の呪いは解けない。
• 乾先生キター！　うむ、数学の授業だな。画面外ギリギリに椋もいる。紫髪は目立つなぁ、周囲は黒系統の髪ばかりだし。
• 冬以外で雪野原を流しすぎな気がする。個人的にはどうも合わない。
• 朋也、立ち止まっていた坂の下から登り始めた……！　朋也が堕落しない！　これはなかなか面白いかも。
• 職員室を出たところで智代とすれちがう。智代はみっしー似の安倍千春（推測）とよく一緒に行動しているようだ。
• 交換留学！？　ことみ……。
• そして秋……春原の部屋にテレビが設置される。
• 英語弁論大会のビデオ鑑賞。メガネ智代。
• 桜のことを話してるみたいだな……って、『If you find this suitcase, please take it to our daughter.』ですら意味がわからなかった朋也がッ！　朋也も坂の下から真ん中くらいまで来てるよ……そこで再会なわけですね。
• 後日、智代は新聞記事に。朋也、複雑な表情。

智代エピローグ

• アフターに先駆けて、脱皮した黒髪春原登場。
• 就職部に通う朋也。
• 朋也は結局、この町を出ることはできなかった。内定が出て就職先が決まったのは、三学期の始業式を終えた午後だったはずだが……。
• そして卒業式……って待て。これは明らかにおかしくないか？　3月に雪が降るわけない……とは言い切れないなぁ。なんか納得いかないが。
• 坂を下る途中……智代との再会。
• 「ここにある桜は、もう切られない」　夢を叶えた智代。
• ぎゃああああっ！　『Ana（full ver.）』が流れちゃった！　これは汐シナリオの『渚追憶』で初めて流れるからこそ感慨深い、と個人的に思ってたので激しくショック！
• それなりに頑張った朋也！　意地になって堕落し、まったく努力しない原作朋也とは違う。面白い。
• 就職先はリサイクルショップ。智代アフターフラグ。
• 立ち止まってる描写を踏切に見立てたのはいい感じだ。智代のセリフで踏切が開くところとか痺れる。
• 「朋也のそばへいく。全力でそこへいく！」
  "坂上"智代が坂の上から下りてきた瞬間……！　のちの岡崎智代であった。
• そして朋也も智代のもとへ……！　努力している分、原作より感慨がある。原作では本当に坂の下から一歩も動かなかったからなぁ。
• そして春……。作業着の朋也に弁当を渡す智代。鷹文はなし！　ガーン！

総括

本編の渚シナリオより雰囲気出てるな、というのが第一印象。それって良いことなのか悪いことなのか……どっちだろう。

朋也の描写がしっかりあったのが良かった。願わくば本編でちゃんと描写してほしかったが……。

「別の町で迎える春なんていらない。私はおまえと一緒の春がいい」のセリフがなかったのが残念だけど、感慨のある終わり方で良かった。智代アフターがしたくなってきたよ。一回しかプレイしてないから結構うろ覚えだし。