♪第5回「君のいた季節」
2008年11月6日放送。ストーリーを追いながら感想や予想などを箇条書きにしています。登場人物、使用曲、攻略チャートもデータとしてまとめました。
- 幻想世界 VIII
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- ……できたっ。彼女は言って、地面に寝転がっ……てくれねぇ! 四股を伸ばして寝転がる少女が見たかったなぁ。動きが緩慢なのが演出であることはわかるけど……むむむ。
- 少女が創り上げたモノは『シーソー』。シーソーに乗るガラクタ人形が可愛い。古河パン前の公園でシーソーが描かれてたかな? されてたらすごくいいんだけど……覚えてないな。
- 今さら獣たちが草花を無感情に引きちぎって咀嚼している描写が。無理があるし、意味はないし、冬の到来も近いんだから出ないほうがいいんじゃないかな。
- この後、ブランコや見晴台のようなものを創ったりして、家の前が遊び場になっていくシーン完全カットで涙目。オープニングのことみ背景に描かれてるのに……オープニングで描写したシーンは再現しないってことなんすかねぇ!
- ふたりだけの遊び場。それがすごく寂れた風景に見えた。
同時に、僕はどうして記憶の中の世界が温かかったかを思い出していた。人がたくさんいたんだ。
獣たちがいてふたりきりじゃないのでカット。そもそもここって家の前なのか? - ……涙が流せたらいいのにね。
その前のやり取りも完全カットしてるのでまた意味が変わっちゃってるような気がします。まぁ幻想世界は原作でもはっきりと答えを出してないのでプレイヤーの数だけ解釈があるから、変わっても面白ければいいかも。
ゲーム内で描写を曖昧にしておいてビジュアルファンブックとかで答えを言っちゃうのはあまり良くないんじゃ……とか思ってたなぁ。気にしないようにしても、やっぱりどうしても影響を少しは受けて想像の余地が狭くなってしまう。AIRもKanonの真琴シナリオもそうだったような……。 - ただ、「世界の終わりは、悲しい色に満ちていた」をカットしたのはどうかと。アフター特報で大きく表示されてた文章なのに……特報で描写したシーンは再現しないってことですかねぇ!
- 風の匂いが変わっていく。何も変わらないはずのこの世界に……冬がやってきていた……。
- 本格的にアフターへ突入すると同時に、長い旅のはじまり……とする気だろうね。
- 9月22日(月)
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- 夜、朋也と渚は学生寮に。虎猫が朋也に飛びついてきました。ほんと、朋也に懐いてるな。渚が「ねこさん」と呼んでるのがいいね。
- 春原にジャイアントスイングを食らわせている美佐枝さんを発見。春原、そのまま壁に激突。廊下を滑っていってから激突してほしかったぜ。そんですぐに走って帰ってきて「死ぬわっ」で。まぁ皮剥がれなかっただけマシだな。
- 「あっらー、古河さんとその彼氏じゃない。いらしてたの?」
品を作って訊いてみせる美佐枝さん。朋也の呆れた表情がいいね。
「もうばれてるから豪快に続きをどうぞ」
「よしっ、悪い子はいねがーーーーーっ! ってどんなイメージなのよ、あたしはぁっ!」と脳内再生された。 - 美佐枝の部屋で春原の手当て。春原にとってはまさしく怪我の功名だね。
- 渚たちは春原におかずのお裾分けに来たようだ。がっつく春原を無言で張り倒す美佐枝さん。ちょっと強く叩きすぎだなぁ、杏じゃないんだから。「がっつかないのっ」とか言いながら春原のほっぺたをぎゅううと押すかつねるかくらいでいいんじゃない?
- 春原は虎猫をペットショップに売り払おうとしていた。皮を剥ぐのはやっぱダメか? おかげで春原の馬鹿さ加減がさらにアップ。
- 「このねこさん、お名前はなんていうんですか?」
名前は「シマ」です。 - 「ななしちゃんですか。わぁっ、ななちゃん、って呼んでいいですか?」
アホな子だろ、おまえ……と、朋也にツッコんでほしいくらい良いポケポケ渚。かわいい。 - 「いつの頃からかあたしにまとわりつくようになって……」
ピーーーーッ年前ですね。 - 「だったら売っちゃってもいいじゃん。それとも、鍋にするとか?」
耳をぴくんとさせる虎猫がかわいい。鍋に反応して朋也の肩に抱きつく猫。鍋にするならボタンのほうだ。……あ! これ一応「なべ」に繋がる描写と見て取れるね。 - 朋也に懐く虎猫。そりゃ初登場の前期第1回からだからねぇ……感慨深い。こんなとこで感慨深くてもしょうがないんだけど。
- 来訪者、智代。いきなり「げっ」と声を出す春原の予想通りの反応がいいね。
- 美佐枝の過去、伝説の生徒会長。
- 全校生徒無遅刻無欠席の障害は約2名。目を逸らす約2名。朋也は渚と一緒に登校するようになってからは無遅刻無欠席。春原は……。アニメでは智代と春原の自然なやり取りが少ないのでいい感じだ。
そもそも無遅刻はともかく無欠席は難しい。病気になったらどうにもならない。これから無遅刻無欠席ウィークを目指しても、目の前に病で倒れる予定の人がいるし。 - さらに来訪者、辻本登場。この服装からしてやっぱりラグビー部か。「例の件」って便秘かっ? 便秘だな!?
- 光坂神社秋まつりポスター。9月23日10時より、とある。秋分の日だね。「明日」と言ったなっ! よし、タイムスケジュールきっちりだ!
- 辻本は彼女(?)のことで相談に来たようだ。初デートに秋祭りを勧める美佐枝さん。
- 「デートの場所、相談してやんの」
それを部屋の中から盗み聞きする春原。ラグビー部の弱みを握れてニヤケ面です。こういうガキっぽい行動をする春原はいいね。智代たち三人の反応もいい感じ。 - 美佐枝さんに事実をそのまま告げる渚。実直です。美佐枝さんのジャーマンスープレックス(?)が炸裂! ゴミのように押し込まれる春原が哀れです。まぁこれは自業自得か。猫がなぜか春原をじっと見てるのが可愛い。
- 「素晴らしい。私も見習いたいものだ」
ハンドルネーム「森のくまさん」の起点であった。 It's a Wonderful Life! - 美佐枝さんのいいところ。叱ってくれるところ、心配してくれるところ。そして……。戦闘力が高いところは?
- 「それに……前にラグビー部の奴が言ってたけど、美佐枝さんって石鹸のいい匂いがするって」
匂いフェチの朋也きたあーっ! 変態だ……ここに変態がいる……。人前で石鹸のいい匂いとか言える朋也はすげぇぜ。「ラグビー部の」とか友達ほとんどいないのに言ってるけど、これ絶対おまえが思ってることだろ……。 - 渚と朋也にも秋祭りのポスターを渡す美佐枝さん。朋也が渚をめったにデートにも誘わないと春原から聞いたようです。渚を放っておいて芽衣ちゃんとデートするくらいだからな。あまり充実した生活を送ってしまうとこれからの感慨がなくなるけど。
- 「そんなことありませんっ。わたし、別の人にさらわれたりなんか……」
渚のぷち爆弾発言。 - 「美佐枝さん、まだまだ全然お若いです」
ちょっと大げさすぎるというか……なんか表現が……。 - 「今はこうして、あんたたちみたいな若い人の面倒を見るのが役目なの」
アフターではこういった支える人たちが重要です。そういう意味でも幸村シナリオ希望。そういや、りえちゃんが幸村のおかげで立ち直れたことを描写してないな。それも希望だ。無理だけど。 - 話をする美佐枝と渚をよそに夢うつつの朋也。虎猫が朋也を見つめる。
原作では美佐枝を好きだと言った朋也を認めたような形で夢を見せた虎猫だったが、アニメでは幻想世界と関わりが深い朋也に夢を見せたような感じかな? これで有紀寧シナリオの「もしかすると、岡崎さんは特別なのかもしれませんね」に繋げるといいかも。 - ……いいかい、よく聞くんだよ。
このお守りには光が入っている。ひとつだけ、願いを叶える光なんだ。
おまえは今からこれを持って、あの人のもとへ行く。そして、彼女の願いごとを叶える。わかったかい?
一瞬だけ羽根が舞うところで志麻くんが。
- 美佐枝
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- 季節は夏。願いが叶う場所は創立者祭ではなく秋祭りに変更だね。
- 坂の途中に立つひとりの少年。
- 校門の前で髪を気にしたりしながら待ち伏せる若き日の乙女、美佐枝さん。夏服美佐枝さんも初登場だな!
- 「あっ、五十嵐くんも今帰り? 偶然だねっ」
なんというときめきメモリアル。 - 五十嵐は想像とイメージが違うな。長身の男、ってとこは合ってるけど。光坂高校のアイドル、とか言われてるからもっとチャラチャラした奴かと思ってた。偏見は良くないな。
- 美佐枝の後ろにいる少年に気づき、立ち去る五十嵐。
- 志麻くん、ついに登場。勝平っぽい。髪の色は想像通りだけど髪型は想像とぜんぜん違うなぁ。髪が逆立ちすぎてる。もっと普通の少年っぽいイメージ。
- 美佐枝の願いを叶えに来た少年、志麻賀津紀。「そっちにはなくてもこっちにはあるんだよっ」
このセリフは……真琴? そりゃ動物繋がりだけど。 - いきなりの大技、ジャーマンスープレックス(?)が志麻に炸裂。原作では気にならなかったけど、美佐枝さんも相当暴力的だよね。最初はやっぱり匂いのする首絞めにしてほしかったが。
- 「……そりゃ、それが願いなら僕はいなくなるけどさ。でもそんなんじゃ気が済まないっていうかさ……あれだけお世話になったんだからさ……」
美佐枝のため息。 - 公園のベンチで。「確か君はお母さんが入院してて、それでお見舞いに来てたんだ。その時、病院の中庭にいた僕を君が励ましてくれた」
隣町の病院、と強調してほしかった。 - 「願いごとは何でも叶えられるんだ。僕はそういう力のあるモノを預かってる。だから、遠慮しないで本当に叶えたい願いごとを言ってほしいんだ」
光に関する描写。 - 「あんた、そんな奴だった?」
「え? 何かヘンかな……」
「なんかびくびくしてる。あの時はもっと、なんていうか……自分の運命を見据えてて……今よりもっと大人びてた。顔つきも変わったし」
このくだりはカット。まぁ志麻くんの家に行けば現実をぜんぶ突きつけられるから大丈夫……かな? - 次の日、また校門前で待っていた志麻。サキ・ユキコンビきたあーーーっ! 容姿は「光見守る坂道で」準拠ではないようだ。共通点は髪の色くらいか。
- 首絞めが志麻に炸裂。石鹸のいい匂いです。
- 「どうしてあんたに付き添われて告白しなけりゃなんないのよーーっ!」
パワーボム(?)が志麻に炸裂。 - さらに次の日、またまた懲りずに校門前で待っている志麻にパイルドライバー(?)が炸裂。首絞めをプロレス技に変更しまくってるけど、これらの技じゃ石鹸のいい匂いがあまりしないんじゃないか? 匂いがするような顔に近い位置を極める技にしようぜ、コブラツイストとかベアハッグとか。
- ユキのほうが背が高いな。なんか意外だ。ユキは年下好きです。
- 今気づいた。エムブレム緑だ。少なくとも現在、光坂高校は1年が緑、2年が赤、3年が青で固定。智代も3年になるとエムブレムもちゃんと青になってます。例外として、過去の美佐枝はどう考えても2年なのにエムブレムが緑。あれってミスだと思ってたんだが……。ここまで原作通りしても混乱するだけなんじゃあ……ってこんな細かいところ気にしてる原作未プレイの人がいたら感動する。
- 再び公園のベンチにて。告白もここでだろうな。古河パン前の公園だと変な感じだし。
- 翌日は雨。両腕で体を抱えるようにして待ち続ける志麻。
- 傘に入れ、タオルを渡す美佐枝。あら、もう学校に入っちゃうんだ。
- その日の帰りかな? 校門で袋を抱えて待つ志麻。本来はここで結構時が流れるんだけど。
- 待ち続ける志麻に話しかけてくる五十嵐。志麻が美佐枝の彼氏でないことを知り、頼みごとを伝える。
- 「どうしたの、しけた顔して」
しけた顔っつーか暗い顔してるね。 - 五十嵐の頼み……それは自分に彼女がいることをそれとなく伝えてほしい、ということだった。
- 恋でもした?と訊く美佐枝にそうかもしれない……と答える志麻。「えっ、マジっ? 今、かなり適当に言ってみたんだけどさ……」
このセリフは過去編に入る前、渚か椋に言ったセリフの繰り返し。こういう繰り返し表現がCLANNADの味だと思うけど、それをアニメに要求するのは無理があるよね……。 - 「そんなこと思えるわけないよっ!」
美佐枝が言葉を失うほど……志麻は大声をあげていた。 - 美佐枝、彼女と楽しそうに歩く五十嵐を目撃。五十嵐の最悪ポイントが軽減された! 原作じゃ段取り無視して向こうから話しかけてくるからなぁ。
- 「そうか……あたし、馬鹿だ……」
美佐枝さん、微妙な去り方だな。あまり走ってないように見える。志麻が追いつけないほどの速さで走り去ってくれ。
- 総括
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美佐枝シナリオに突入! 次で終わるだろうけど。
光に関して触れることができるし、個人的に好きなシナリオだから描写してくれて嬉しい。
これで有紀寧シナリオの描写があれば、原作未プレイの人でも光に関することがおぼろげながらわかってくるかも。前期では、ことみシナリオで光に関してまったく触れなかったのが残念だった。
エンディングで美佐枝さんの前を歩く虎猫が志麻くんになってたら最高だったけど、さすがにそれは無理か。りえちゃんに和んでまた次回!
♪第5回データ
- 登場人物
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- 岡崎朋也
- 古河渚
- 相楽美佐枝
- 春原陽平
- 坂上智代
- 幻想世界の少女
- 幻想世界のガラクタ人形
- 幻想世界の獣たち
- 幻想世界の光たち
- 志麻賀津紀
- 志麻賀津紀(虎猫)
- 辻本
- 五十嵐
- サキ
- ユキ
- 他校の女生徒(五十嵐の彼女)
- 生徒たち
- 使用曲
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- 幻想 II
- 時を刻む唄 -TV Animation Ver.-(原曲:同じ高みへ)
- 汐
- 東風 -afternoon-
- 田舎小径
- 光りあふれる揺りかごの中で(原曲:町,時の流れ,人) 「MABINOGI CLANNAD arrange album」収録
- 町,時の流れ,人
- 東風 -piano-
- 東風
- 日々の遑
- TORCH -TV Animation Ver.-(原曲:町,時の流れ,人? or それは風のように?)
- 願いが叶う場所
日付 | 選択肢 | 備考 |
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幻想世界 VIII | ||
9月22日(月) | 「話しかける」(美佐枝) 「叱ってくれるところ」(美佐枝) 「心配してくれるところ」(美佐枝) 「石鹸のいい匂いがするところ」* |
*原作では「布団がいい匂いするところ」 |
美佐枝 |