第6回「ずっとあなたのそばに」

2008年11月13日放送。ストーリーを追いながら感想や予想などを箇条書きにしています。登場人物、使用曲、攻略チャートもデータとしてまとめました。

美佐枝
  • 次の日、校門前で待つ志麻。その表情は暗い。
  • サキとユキが登校してくる。美佐枝さんは今日は欠席。
  • 五十嵐のことを察したふたり。美佐枝を公園に呼び出してくれるようだ。
  • いつもの公園。ベンチに腰掛けて……ありゃ、本当に落ち込んでるみたいだ、美佐枝さん。原作では気づいてないだけで表面上は落ち込んでないように見える。
  • 「恋は遠い日の花火のようなものだね……」
    いい棒読みっぷりだっ。美佐枝の脇固め(?)が炸裂。そしてはぁ、とため息。
  • ハンカチを差し出す志麻。肉球がプリントされたピンク色のハンカチ。サキのハンカチだな。
  • 「じゃ、トイレで紙がない時にでも」
    美佐枝の……マウンテンスプラッシュ(?)が炸裂。
  • 「そうよね……。あんたはあたしに恩返しに来ただけで、好きとかそういうことじゃないんだもんね……」
    いやあの、前回「その人のこと好きなのに……」って志麻くん告白しちゃってますよ。「そーだ、そうだったんだねぇ……あんた、あたしのことが好きだったんだねぇ」でよかったんじゃないかな。
  • 「あーあ、自分で言っておいてなんだけど、まんまとハマッた気分ね……」
    「え?」
    「失恋して落ち込んでる時にこうしてそばにいてくれるとさ……嫌でも好きになるよ」
    とかがカットされて、ふたりで赤面したりと初々しい反応になってます。朋也と渚の時も思ったけど、てれりこてれりこする描写は個人的にはなんか合わない。実際にこの目で見るまで朋也や美佐枝さんの赤面する姿は想像もできなかったから余計にそう思うのかも。
  • 次の日の放課後。サキとユキの誘い。「駅の向こうに新しいアイスクリーム屋さんができたんだって」
    みんな左手に鞄持ってるけど左利き? 右利きでも左手で持つ人はいるね。
  • それを断って校門で待つ志麻に向かっていく美佐枝。サキとユキのジト目が可愛い。
  • 生徒会長であることを自分から話す美佐枝。原作と違って秋だから、すでに生徒会長になっているようです。そもそも生徒会長になっちゃったのはサキが推薦したせいだけど。サキ・ユキコンビとのやり取りもしてほしかったけど、そこまでしてる時間ないな~。残念。
  • 「もうすぐ秋祭りでしょ。ウチの学校でも協力することになってて、それで今ちょっとバタバタしてるのよ」
    少しこじつけっぽいけど無難な繋げ方かな。一応繋げとかないと生徒会長という設定がまったく意味なくなっちゃう。
  • 志麻を秋祭りに誘う美佐枝。美佐枝さんの赤面はどうもイメージに合わないな~。
  • 謎の美少女、志麻賀津紀(女装)登場。
  • その立役者、トラブルメーカーサキ&ユキ。美佐枝さんが仕事してるところを見てみたいという志麻の願いを叶えるのだ! はっ、となってアイコンタクト、にまーと悪巧み顔のところまで左右対称の息ぴったりで可愛すぎ! 前回、ぱっと見は地味な印象だったふたりだけど、じわじわくるものがあるね~。サキ・ユキコンビ好きとしては嬉しい。
  • 「可愛すぎて腹立ってきたんだけど」
    個人的に好きなセリフ、「まぁまぁ、あたしたちの人生、ずっと脇役なのよ……」はカット。ま、当然だわな。
  • 「ゥオォォォーーーーーーーーーッ!」
    教室から聞こえてくるおたけび、芳野登場。「この愛をそっと君に届けたいんだ、ドラッグ&ロケンローーッ! Ah! ロケロケロケロケロケンローーーッ!  Uhーーーーーーッ!」
  • 「芳野先輩よ」
    「相変わらずすごい人気ねぇ」
    サキの「芳野先輩」呼称。芳野さんがギャラリーのほうを向いてシャウトしているのにどうも違和感が。「俺は歌いたい時に歌うんだ」と何度も言うような人だから、ギャラリーは芳野さんの後ろで勝手に盛り上がっていてほしい。芳野さんがギャラリーの応援に応えることができるような器用な人間なら、あんなことにはならないだろうし。まぁ見たところ勝手に歌ってるだけみたいだから安心。
  • ここでも志麻くんが男子生徒に声をかけられる。サキとユキも可愛いよね。というかこの学校は可愛い娘しかいない。
  • サキとユキが男子生徒を引き止めてる間に生徒会室へ。中から美佐枝の声が……。
  • 「ギターを持ち込んで騒いでいる生徒の件」
    議題は芳野祐介の件であった。もう秋だから「光見守る坂道で」のエピソードはできないな。創立者祭も学園祭も終わってるし。
  • 「生徒会室に何か用?」
    公子登場。手に持ってるのはイーゼルかな? お姉ちゃんは美術の先生だったの。アート。わかる?
  • 美佐枝さんを呼んでくれる公子さん。美佐枝の「伊吹先生」呼称。
  • 「これからも……ずっと一緒にいてくれると、嬉しいです」
    なぜか「ずっと……いつまでも……好きでいてください」のセリフを変更。なんで?
  • 「えーっと、どういったご関係で??」
    まさにハテナ2本な感じの妙な間がいい。志麻が走り去った後の頬に手をあてる公子さんのポーズがもろ秋子さんだ。了承。
  • 女子更衣室で着替え。
    ぽとりと床に何かが落ちた。お守りだった。……僕はなんて馬鹿だったのだろう。ずっと忘れていたなんて。
    その後、日々を追うにつれ、焦燥感が大きくなっていくところは時間の都合でカット。
  • 放課後はサキ・ユキコンビの提案で志麻くんの家に行くことに。
  • 道路脇に咲く彼岸花。事典によると花言葉は「過ぎ去った日々」、「悲しい思い出」、「想うはあなたひとり」、「再会」が今回の状況に当てはまりそう。「恐怖」とか「あきらめ」とか不吉な言葉もあるけど……それも当てはまってそうだな。
  • 「家がどこだったか……思い出せない……」
    焦燥感が増していく。
  • 「志麻」という表札。立ち往生していると……先に玄関のドアが開いた。そこから顔を出したのは……見知った顔。
  • 「どうぞ、上がって、賀津紀にお線香をあげてやってください」
    脳裏をよぎるのは、車椅子の少年……かつての主人……その人に託された願い……願いを叶えたい相手……。
  • 母親は僕の顔を見たって眉一つ動かさなかった。
    僕は、あの人の知る誰でもなかったんだ。サキさんやユキさんと同じ、賀津紀の友達のひとりでしかなかったんだ。
    ああ、そうだったんだ……。僕にとって一番、大事な人……それは、志麻賀津紀、という人間だったんだ。
    ……と、長いモノローグを脳裏によぎる映像と志麻・母の表情だけでうまく表現してるように思ったけど、未プレイの人には少しわかりにくいかも。
  • 「ねぇ、これだけは覚えてて。あたしたち、君のこと信じてる。あたしたちにとって、君は志麻くんだから」
    「あたしたち、何があっても友達だからね」
    「美佐枝には、このこと黙っておくから」
    「話さないといけないことがあるなら、自分で言ってあげてね」
    結構いいセリフもらってます、サキとユキ。細かいことを言うと『何があっても』ではなく『いつまでも』のほうがよかったかも。
  • 僕は志麻賀津紀じゃなかった。それは僕にとって、一番大切な人の名前だった。
    僕たちは長い長い時間を一緒に過ごして、そしてその人は僕に最後の願いを託した。
    僕はその願いを叶えるためにやってきたんだ。
  • 秋祭り当日。浴衣姿の美佐枝さん。
  • 金魚すくい、わたあめ、ヒヨコ、射的、お面、小物屋……。秋祭りを満喫しちゃってるけど、いいのかな。ヒヨコは恐竜の子供「がお」、ヒヨコはあるのに風船はないのか? お面はだんご大家族のおじいさんだんご。
  • 願いごと。お守りの中に光は……ない。なぜ光がなくなったのか? それを示唆するモノローグが完全カットされているので、わかりにくいかも。
    僕は……こんな温もりを知っちゃいけなかったんだ。
    僕は……人じゃなかったんだから。
    いつか、還っていく存在なんだから……。
    お守りの中の光は、とっくに願いを叶え始めてたんだ……。
    僕がこうして人として存在していることが始まりだったんだ……。
    そして、僕は……彼女の願いを叶えて、その役目を終える。
  • 「大事なのは、今のあたしたちが幸せだっていうことなんだから」
    幸せという言葉を入れているところがいいね。
  • 「ずっと、いつまでも……あたしのことを好きでいてください」
    ありゃ、こっちは原作通りのセリフ。志麻のセリフに合わせて「これからも……ずっと一緒にいてください」に変えると思ったのに。うーむ、意味がわからん。
  • ああ……やっぱり、僕はこの人のことが好きでした。
    短い間だったけど、一緒に過ごした時間はかけがえのないものでした。
    ユキさんとサキさんも好きでした。
    四人で過ごす時間が大好きでした。
    最高だ! ただ、「ああ……やっぱり、僕はこの人が好きでした」の『やっぱり』は、カットされた『僕は……こんな温もりを知っちゃいけなかったんだ』に掛かった言葉だと個人的には思ってるので違和感があった。
  • さようなら、美佐枝さん。僕はあなたを一生、好きで居続けます。
    ずっと……いつまでも……。
    最後の一文はいい追加だっ!
  • そして春……って、がーーん! 校門で待ち続ける虎猫(志麻くん)が完全カットで涙目。
  • 「……今のところ、そういう予定はなし。あ、あはは、別にあいつが忘れられないってわけじゃないけど……。まぁあたしはそういう人生なのかな、って」
    花言葉は「あきらめ」か……。カットされた部分をサキとの電話でフォロー。
  • 美佐枝のそばには……一匹の虎猫。耳がピクっとなるのが猫好きにはたまらん。
9月22日(月)
  • 羽音のような低い音で『おれ』は目が覚……ではなく渚の呼ぶ声で俺は目が覚めた。時刻は午後10時前。
  • 朋也の前にちょこんと座っている虎猫。「おまえ、ちゃんと名前があったんじゃないか……」
9月23日(火)
  • 秋祭り当日。たくさんの人が集まっています。家族連れや恋人たち……。
  • またまたトリオで登場。杏、ことみ、椋。今回は杏がボタンを抱いてます。秋祭りは初めてなのか、きょろきょろしてることみ。原作で完全にハブられてたことみが楽しそうにしてるのを見ているだけで嬉しい。
  • きたわぁーーーーっ! こちらもトリオで登場! りえちゃん、杉坂、原田。私服で登場するのは初めてだぜ、ひゃっほい! 金魚すくいを指差す原田、笑顔で手を合わせてる?もしくは手を振ってるりえちゃん、そしてたこ焼きをパクつく杉坂。
  • 合唱部トリオにばかり目が行ってて気づかなかったけど、手前のりんご飴を持ってる男は辻本か? つーことは隣の可愛い娘が辻本の彼女なのか……。やるなぁ辻本。
  • 有紀寧も登場。その周囲をシークレットサービスのごとく護衛する田嶋と、もうひとり柄の悪そうな男が。柄の悪そうな男が有紀寧に見惚れた別の男に睨みをきかせる……って有紀寧に見惚れたこの男、車のことで芳野に文句言ってた奴じゃないか。名も無き脇役の中で一番出てるんじゃないか?
  • そして、もちろん朋也と渚の姿も。別の女のことばかり考えとらんとデートを楽しまんかっ、朋也!
  • 「わぁ……美佐枝さんのねこさんです」
    ポーズもセリフも、猫を持ち上げる時のえへへも……すべてにおいて渚が可愛すぎる。
  • 虎猫を追って美佐枝さんも。
  • 茂みに潜り込む虎猫。それを追う美佐枝。「きっと……ずっと前から美佐枝さんと一緒に、この祭りに来たかったんだよ」
  • 「ゆうべ、夢の中でそいつの声を聞いたような気がしたんだ。お祭りの時、最後まで一緒にいられなくてごめん……ってさ。あとは願いの通りにずっとそばにいるからって」
    えらく具体的な伝言ですね。もうちょっと情緒ってもんが欲しかったぜ。
  • 「はぁ……猫とデートする約束なんかした覚えないけどねぇ……。でも、今日は遊んでやるか」
    原作CG再現です。
  • 「そいつ、美佐枝さんが幸せになることを望んでるんだよ。だって、そういう奴だろ……そいつって」
    花言葉「あきらめ」を覆す描写に感動した! 朋也の悟り切った態度は嫌だけど。てめぇ、渚とちゃんとデートしやがれっ!
  • 「うん。あたしももう一花、咲かせてみようかなっ」
    美佐枝さん、いい笑顔だ!
  • 渚は話についていけず、置いてけぼりです。
  • 「ああ、話してやるよ。ゆうべ見た夢のことを。ずっと昔の……不思議な恋の話をさ……」
    『ずっと昔』ってどういう意味だぁーーっ!? ドロップキックが飛んできそうなくらい失礼のかたまり、岡崎朋也。しかも勝平が乗り移ったかのようにポエミィでくっさーなセリフです。
  • 夜空に輝く光。まるで、幸せな風景を見守るかのように……。まさに『空に光る』!
  • 虎猫の、主人へ向けた想い。
  • 美佐枝、志麻、サキ、ユキ……四人で過ごした、あの懐かしい日々。この辺は妄想意欲をかきたてるよね。
  • ただ、今はこうしていたいです。それを、許してください。ずっと、ずっと……この人のそばに、居続けることを…………。
総括

美佐枝シナリオ終了! いや~、よかった。まさか描写してくれるとは思わなかったので嬉しい。りえちゃんたち合唱部トリオまで登場して言うことなし!

でも、これだけサブキャラのシナリオまで……つーか草野球まで描写しちゃってると、アニメを見終わってからゲームをプレイする場合は楽しみが少なくなるかも。これってよく考えたらすごく贅沢な悩みだよね。

次回はここまでの流れからの予想通り、有紀寧シナリオに突入だ。

エンディングでもりえちゃんに和んでまた次回!

第6回データ

登場人物
  • 岡崎朋也
  • 古河渚
  • 相楽美佐枝
  • 志麻賀津紀(虎猫)
  • 芳野祐介
  • 伊吹公子
  • サキ
  • ユキ
  • 藤林杏
  • 一ノ瀬ことみ
  • 藤林椋
  • ボタン
  • 宮沢有紀寧
  • 仁科りえ
  • 杉坂
  • 原田
  • 辻本
  • 田嶋
  • 女の子(辻本の彼女?)
  • 男(有紀寧のお友達)
  • 志麻賀津紀
  • 志麻・母
使用曲
  • 時を刻む唄 -TV Animation Ver.-(原曲:同じ高みへ)
  • 潮鳴り
  • 東風
  • 萌葱色の石畳を駆ける(原曲:田舎小径) 「MABINOGI CLANNAD arrange album」収録
  • 光りあふれる揺りかごの中で(原曲:町,時の流れ,人) 「MABINOGI CLANNAD arrange album」収録
  • 潮鳴り II
  • 願いが叶う場所
  • 町,時の流れ,人
  • 空に光る
  • TORCH -TV Animation Ver.-(原曲:町,時の流れ,人? or それは風のように?)
  • メグメル(off vocal ver.) 「CLANNAD ORIGINAL SOUNDTRACK」収録
アニメCLANNAD ~AFTER STORY~ 第6回 攻略チャート
日付 選択肢 備考
美佐枝 「美佐枝の願い」を心に刻んだ!
9月22日(月)
9月23日() 「美佐枝の光」を手に入れた!