第7回「彼女の居場所」

2008年11月20日放送。ストーリーを追いながら感想や予想などを箇条書きにしています。登場人物、使用曲、攻略チャートもデータとしてまとめました。

幻想世界 IX
  • ふたつの光がきらめいた。それは、冷たい風の吹くこの世界で、一瞬、温かく明るく輝いた。
    幻想世界では初めてのアニメオリジナル描写。原作オープニングで交差しながら空へ舞い上がっていく光ふたつを意識した描写かな。こーのまーまー、飛ーび立ーてばー、どーこーにだーって行けーるー♪
  • 何かが変わり始めていた。冬の訪れと共に。
    ちゃんと家の前にシーソーはあるな。ブランコや見晴台はないけど。
  • 気温が下がると共に、彼女は眠ることが多くなった。
    この少女の眠る姿はぁぁっ! 少女を起こす春の風に期待だ。
  • 急がなければ手遅れになってしまう。決心する時だと思った。
  • ……あの先には何があるの?
    空を飛ぶ乗り物を作っていく描写はカット。原作初プレイ時にAIRとの関連を疑った描写です。少女は神奈?……とか、懐かしい。
9月24日(水)
  • 資料室にて、ピラフを炒めるゆきねぇ。和み時空発生。脳内で見慣れた光景だが割烹着は想像できなかったぜ……。頭の妖怪探知機が隠れちゃうのが難点。
  • 「はいっ、毎日とっても楽しいです」
    ああー、なんつーか、あぁー……楽しいのはいいんだけどね……ああぁ、言葉にできないもどかしさがある。
  • 「全然です。よくお客様がいらっしゃいますから」
    個人的には「全然です」より「全然そんなことありませんよ」のほうがいいなぁ。セリフにも尺があるんだろうけど。そして、また『お客様』です。やっぱり酒場の主だな。
  • 「一瞬で振られたぁーーっ! しかも渚ちゃんの時と同じパターンっ!」
    渚の時と同じ真人の立ち絵です。ところでなんか今回のゆきねぇ、いつもより喋りが遅くないか?
  • 窓から須藤登場。
  • 木の下に光9つ。ついにあと4つか……。
  • 「俺は今から旅に出る。今日からはさすらいの一匹狼よ……」
    なに夢見てんの? この人。
  • 「あの……ここ学校の資料室だよね……」
    いや、ここは冒険者の酒場だ。
  • 「イツモトナリデミテマスって、三回唱えるんです」
    ゆきねぇ……それ、『教室で隣に座っている方と両思いになれる』おまじないなんすけど……。
  • 「逃げ出しても、なんの解決にもなりませんから」
    おそろしく的確なゆきねぇの助言。この言葉、朋也にも当てはまります。
  • 俺たちのグループ……とか、枠で区切っちゃってるんだけど。どういうこっちゃ?
  • なんか別グループらしき人登場。そのグループの人も有紀寧には世話になってるらしい。なんか一昔前の不良マンガみたい。
  • 「この町では今、ふたつのグループが勢力争いをしてるんです」
    町という言葉が出たのはいいんだけど……かなり無茶なオリジナル展開だ。川を挟んで対立してるらしい。川? 智代アフター? 花火? 川原の決闘? 河南子直伝殺法?
  • 「闇討ちされないように、顔や居場所は知られないようにしていますけど……」
    闇討ち。そんな単語がゆきねぇの口から軽く出てくることに驚愕。これで和人が本当に生きてたら笑う。
  • その時、後ろから有紀寧を羽交い絞めにする男……ではなく子供、勇登場。イエスだね。
  • 「宮沢和人は金髪だって噂だ」
    初耳だ。つーかそれが本当ならイメージがぜんぜん違うな。
  • 「その通り。僕が宮沢和人だよ」
    いきなり和人の名を騙る春原。弱者に強く、強者に弱い。
  • 「えーっと……どこか落ち着ける場所に移りませんか」
    おそろしくマイペース、にこにこ顔で首を傾けるゆきねぇが可愛い。
  • 落ち着ける場所……冒険者の宿(馬小屋)こと、春原の部屋だ!
  • みんなで自己紹介。そして、勇とその姉の事情。勇の姉が21歳!? なんかぜんぜん話が違うな。
  • 「わたしのお友達は悪い人たちではないです。少し気が短くて、喧嘩好きですけど、漢気がある方ばかりです」
    付き合ってみて初めて悪い人ではないとわかる人たち。それが事実でも、しょうもない縄張り争いなんかで周囲に迷惑かけてたら、一般人から悪人と呼ばれても仕方ない。
  • 「俺たちはどうだ? そんな悪人に見えるか?」
    「あんたは見えるけど、こっちのお姉さんはいい人そう」
    「どうもありがとうございます」
    違う! 渚の反応はそうじゃない! こうだ!
    「ありがとうございます。でも、朋也くんもいい人ですっ」
  • 「勇……おまえは花の胞子なんだよ」
    ええええええぇぇーーーーっ!? 原作の勘違いっぽいセリフをそのまま持ってくるとは……。
    「普通、花は胞子を飛ばさないからな」
    「たとえだろが、たとえーーっ」
    これも脳内追加で。原作では有紀寧まで言っちゃってどうにもならなかったけど、こっちは言ってないから春原が馬鹿なだけということにしとこう。
9月25日(木)
  • 勇の反面教師、春原陽平。それにしてもこの春原、ノリノリである。勇もわざわざ制服まで着んでも……。
  • 「やることやってれば授業なんて出なくていいの。これ社会の常ね」
    授業に出なくていいのはことみだけです。
  • 「俺は最近、真面目に授業に出てるぞ。今はおまえたちに付き合ってるだけだ」
    そういうのを五十歩百歩って言うんだぞ、岡崎(by乾先生)。こうやって春原よりはマシだと思ってるとこが、まさに朋也という感じです。実際は色々と春原以下なわけですが。
  • なぜかA組担任登場。ケツを蹴るような印象の先生じゃないなぁ。大上か、せめて乾先生にしとこうぜ。
  • 反面教師としては最高、と言われて喜ぶ春原。春原の国語力と英語力の基準が結構曖昧なので、ネタにする時は難しいんだよね。
  • 勇の姉の居場所がわかったらしい。みんなで学校帰りに向かうことに。渚の寄り道の基準も曖昧なんだよね。アニメではそういうところ完全に無視されてるけど。
  • 春原が和人と呼ばれるところを物陰からこっそりと見ているひとりの男。今回は春原の嘘が原因でトラブルに巻き込まれるわけか。
  • バーっぽい大人のお店。ゆきねぇは近い将来、ここで迷える人々に助言を与えるマスターになるわけですね。
  • 原作では登場しない勇の姉登場。
  • 田嶋も再び登場。こそこそと朋也の背後に隠れる春原だったが……。
  • みんなの前で春原のことを和人と呼ぶ勇。全員が驚きの表情。そんな中、ひとり沈んだ表情を浮かべる有紀寧が、和人の現在の状況を想起させる。
  • 勇の家庭の事情を語る有紀寧。自分の境遇と重ねて複雑な表情の朋也。原作では不良賛美の度合いが強くて、無理に勇の母を悪役に仕立ててるように感じたので、個人的には良い変更だと思う。
  • 「前に言われたことがあるよ。家族のような存在があれば、人は大きく道を踏み外さないって。そいつの家も両親の仲が悪くて家の中はばらばらだったそうだよ」
    智代のことか。同じようなことを芳野さんに言われるであろう。しかし朋也の「~よ」はなんか変な感じがして合わないなぁ。
  • 同じはみ出し者としての空気を感じ取って、有紀寧のお友達と意気投合する朋也たち。
  • 渚と有紀寧のデュエット。渚はカラオケもやったことなさそう。歌はもちろんだんご大家族ですっ。
  • 「おまえ、なかなか面白ぇ奴だな」
    春原ほど面白い奴、そうはいないぜ。
  • ここでも割烹着でピラフを調理するゆきねぇ。
  • 須藤と田嶋の話によると和人は今、入院中らしい。
  • 「聞けば聞くほど素晴らしい人ですっ、和人さんって」
    ほらまたぁ……。朋也も渚も……おまえら、本当にカップルかっ! そうじゃない、こうだ!
    「聞けば聞くほど素晴らしい人ですっ、和人さんって」
    「そっかよ……」
    「あ……でも、朋也くんも素敵です……」
    あ、でもこのやり取りはアフターで芳野さんの時にしてくれたら別にいいや。
  • 和人は顔が有紀寧に似ているらしい。雰囲気は朋也に似ているはずだが。
  • 帰り道。渚はこんなに遅くなっちゃったらお父さんに怒られますっ。
  • 春原を和人と勘違いして襲い来る別グループの不良ども。勢力争いとか有紀寧さんとか……なんか任侠道くさい。
  • トンネルに逃げ込む一行を追いかける不良ども。そして……。
  • スーパーコンボ起動フラッシュとマシンガンのような爆音……それと同時にトンネルの外へ吹っ飛ばされる不良ども。「人間技じゃねぇ……」と呻いて和人の仕業だと勘違いしているようだが、その正体は……伝説の不良キラー坂上智代だッ!
総括

有紀寧シナリオに突入! これまた次回で終わるだろうけど。

有紀寧シナリオは資料室でまったりが9割で、それはこれまでにそこそこ描写されてたから、あとは光の描写だけで終わると思ったんだけど意外だった。

例によってりえちゃんに和んでまた次回!

第7回データ

登場人物
  • 岡崎朋也
  • 古河渚
  • 春原陽平
  • 宮沢有紀寧
  • 坂上智代
  • 幻想世界の少女
  • 幻想世界のガラクタ人形
  • 幻想世界の光たち
  • 須藤
  • A組担任
  • 田嶋
  • 勇の姉
  • 有紀寧のお友達
  • 不良ども
使用曲
  • 幻想 II
  • 時を刻む唄 -TV Animation Ver.-(原曲:同じ高みへ)
  • 資料室のお茶会
  • 存在 -e.piano-
  • 東風 -piano-
  • 東風
  • 光りあふれる揺りかごの中で(原曲:町,時の流れ,人) 「MABINOGI CLANNAD arrange album」収録
  • 馬鹿ふたり
  • 日々の遑
  • 資料室のお茶会 GMBP2004MIX 「CLANNAD remix album -memento-」収録
  • 町,時の流れ,人
  • 無間
  • TORCH -TV Animation Ver.-(原曲:町,時の流れ,人? or それは風のように?)
  • メグメル(off vocal ver.) 「CLANNAD ORIGINAL SOUNDTRACK」収録
アニメCLANNAD ~AFTER STORY~ 第7回 攻略チャート
日付 選択肢 備考
幻想世界 IX
9月24日(水)
9月25日(木)